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2024年開催第2回小さなましかくsquare展 受賞作品

大賞

審査員審査大賞

natsukana  「serendipity」

来場者投票大賞

サガツネヨシ  「命の兄弟」

協賛会社賞

三徳エネルギー賞

マエハラユウキ
「光に満ちる」

べステック賞

村石千恵子 
「fusion」

松田油絵具賞

Shion Suzuki
「HD 173416」

マルオカ工業賞

出雲昌也 
「ましかくさん」

ミューズ賞

田中カナタ 
「マテリアル02」

マール社賞

伊藤ひろみ 
「空想の住処」

審査員賞

森田和昌賞

natsukana 「serendipity」

林亮太賞

聖柄さぎり 
「昭和猫町散歩Ⅱ」

相馬博賞

HItomi  
「ネモフィラII」

笠原賞

阿部千鶴子 
「Portrait 3 」

総評

森田和昌

昨年より応募総数が20点ほど増えて、多彩な作品が壁を覆い尽くしていて壮観だった。

アクリル、水彩、油絵、版画、色鉛筆、日本画をはじめ、切り絵、コラージュなど多種多様の技法で表現されていて、いったいどうやって描いたのかという作品もあり、見ていて楽しく、色とりどりで賑やかな展覧会であった。全体的にはアクリルが多かった。昨年少なかった油絵が増えたのは良かったと思う。馴染みやすいのか、色鉛筆の作品も多かった。

アクリルの中では佐藤哲哉さんの「碧の記憶Ⅱ」が力強かった。しっかりとした写実描写に裏打ちされていた。抽象ではnatsukanaさんの作品が目を引いた。色をセーブしながらも美しくまとめられていた。好みでいえば「serendipity」の方か。林桃代さんの作品は、鉛筆だけの表現で、体の一部を柔らかいトーンで描き出していて、穴から覗いているような感もあり、丸いマットが効果的だった。
いい作品は他にもたくさんあったが、各々が本当に好きで描いている、その心持ちが伝わってくる作品達であった。来年もまた新しい表現に出会えること、展覧会のさらなる飛躍を期待したいと思う。

佐藤哲哉「碧の記憶Ⅱ」

林桃代 「serene2」

審査員コメント

林亮太

今年で2回目の「小さなましかくsquare展」。昨年よりも大幅にレベルが上っています。アマチュアの方もプロの方に遜色ないくらいの作品も多いですね。題材や表現に工夫が凝らされた素晴らしい作品が目を引きました。ただ2点応募している方の連作的スタイルが多く、個人的には傾向の違う作品を見たいなという気がしました。また正方形ならではの構図の工夫がもう少し見られると楽しいかな。来年はどんな作品に出会えるか楽しみです。

相馬博

前回から観させていただいていますが、今年は前回よりも全体的に作品のレベルが上がっていて驚きました。
今回初めて参加させていただいた審査も、皆さんの作品それぞれの良さがあり点数を付けるのに苦労しました。
全体的に技術的な作品や上手さのある作品が多かったと思います、下手でもいい、自分らしい個性的な作品を、まわりや流行りに惑わされることなく、楽しみながら誠実に作品制作に向き合って欲しいなと思います。次回もみなさんの作品を楽しみにしています。

ブンチョウ・ウッドレズカラーペンシル賞

金子優季 「おかえり」

2023年開催 第1回小さなましかくsquare展 受賞作品