【No.89】三島よし美「春分の日・spring equinox」

  • 「春分の日・spring equinox」
  • サイズ:L以上 727mm×530mm(P20 パネル)
  • 泥金和紙/青墨、水彩絵具、木炭
  • レンタル(価格は応相談)
  • 販売(価格は応相談)
「春分の日・spring equinox」【No.89】三島よし美

母が独り立ちしていく子を無言で見つめる姿を空想の動物、一角獣にたとえた絵である。
子は独り立ちしていくこの瞬間など、何一つ自覚がないのだ。自分の事で精一杯。振り向くこともしない。
自分の人生を信じて前をみて進む。それでよいのだと母は知っている。子供は生まれた時から別の人格を持ち得ているのだ。母の体に授かった一つの生命体がわが身から完全に分離する安堵と寂しさを描いた。             

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